広島空港
民営化で周辺首長が振興策
意見交換会で課題を共有⑤
2021年10月10日号
陸・海・空の道を活かした街へ（122）
今年７月に民営化した広島空港については地元自治体の首長も関心を寄せている。運営を任された広島国際空港㈱（ＨＩＡＰ）の経営陣も、こうした首長らと連携してゆくことの大切さをこの意見交換会で述べていた。
その内容は先号（８月10日号）から続く連載で報じた通りで、これまでに三原、尾道、北広島、竹原、大崎上島からの意見を取り上げた。その中には空港運営会社の柔軟なアイデアと、行政の施策による相乗効果によってビジネスチャンスが広がり、人・物の交流が促進されることを期待する意見もあった。今回は残る世羅町長の発言を伝えながら、新生広島空港の在り方について考えてゆきたい。（西亀 悟）
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