福山市と商議所の事業に応募

　映像・マルチメディアプロダクションの㈱アートテレビ（福山市港町１－13－８、丸川眞佳会長・橋本伸一社長、電０８４・９２０・１１２２）は、昨年８月に福山市と福山商工会議所が市内の企業を対象に行った共同事業「兼業・副業人材を活用したい企業を募集します！」に応募。昨年10月から今年３月まで、企業の新規事業や新組織構築で実績のあるスマートワーク㈱（本社・東京）の吉田徹ＣＥＯ（最高経営責任者）＝写真上＝を兼業・副業人材として活用しており、このほどアートテレビ本社内で丸川会長・橋本社長ら幹部と共に今後の同社の事業展開について協議した＝同下（右端が丸川会長）。

同事業は人材派遣サービスの㈱ＹＭキャリア（本社・下関市）とパーソルキャリア㈱（本社・東京）の協力を得て、大都市圏で働く副業希望者と福山市内にある企業をつなぎ、地域の活性化を推進するのが目的。福山市から３月まで助成を受けることができる。

　アートテレビは福山市と岡山市に拠点を置く映像制作会社で、「映像市場が大きな過渡期を迎える中、デジタル映像やＤＸなどの知見を生かしながら、新たなビジネスモデル構築に向けた事業戦略のアドバイスと共に、新たな分野での映像活用のアイデアやマーケティング業務を担ってくれる人材」を募集し、吉田氏に白羽の矢を立てた。アートテレビは、３月に契約が終了した後も吉田氏とはパートナーとして連携を図る予定。

　同社は、他にもＹＭキャリアとパーソルキャリアの協力で大企業のデジタル映像を扱うプロフェッショナル人材とコラボし、企業や地方自治体に最新のデジタル映像や地方創生の企画などを提案・製作している。