祝 鉄道開通150周年⑤
本誌関係地域の山陽鉄道
路線は松永から尾道へ

2022年12月20日号

陸・海・空の道へ活かした街へ(162)

 明治の中期、笠岡から松永まで延伸した山陽鉄道は、尾道へ向けて鉄道が敷設されようとしていた。ところが、ここでも路線の選定をめぐって反対運動が起き、地元と鉄道会社(㈱山陽鉄道)の間で「ここに鉄道を敷くか否か」の論争を招いている。

それは前号までに記した福山、沼隈における住民有志の運動と異なり、地元の豪商、町議会、県知事を巻き込んだ大論争に発展。記者(筆者)はその史実を著した書物を読みながら「こんなことでは鉄道を敷くことができないのでは」と、ハラハラドキドキしながら行方を見守った。今回はその内容をもとに当時の世情を再現し、鉄道会社がこの「難所」を乗り越えていった足跡を見つめてゆきたい。(西亀 悟)

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