◇国重要伝統的建造物群保存地区の矢掛町商店街にある生花店。チューリップ、スイートピー、フリージアなどが出始め、春の訪れを感じさせてくれる。創業57年で、店舗は明治32年建造という風情ある佇まいが印象的だ。店内に入って見上げると、突き出した巨大な梁が建物の歴史を思わせる。今年２月には屋根の吹き替えが完成したばかり。「しっかり手入れをしながら、この歴史ある建物と景観を守って行きたい」と、店主の小野澄子さん＝写真。

営業は午前８時30分―午後６時（応相談）。