アストロクラブふくやま
会長代行児玉英夫さん
塾経営の傍らクラブ役員務める

2023年04月10日号

こだま ひでお(76)
塾経営の傍らクラブ役員務める
英語学習工房こだま
塾長
住所福山市明治町2─12
電084・923・3735

英語塾を経営する傍ら、アマチュア天文家が集まって結成したアストロクラブふくやまの会長代行を務めている。

英語塾は東大、岡大、広大など国立大や、有名私立大に多数の合格者を輩出している実績がある。現在塾生は中学1年から高校3年まで40人。1クラス6人程度の少人数制で、文法の体系を踏まえたオーソドックスな指導方針が厚く支持されている。

アストロクラブふくやまは1989年に開かれた「海と島の博覧会」に合わせ、「みろくの里・芝生公園で天体観望会を開きたい」という要望が初代会長の佐藤さんにあり、児玉さんらアマチュア天文家が十数台の天体望遠鏡を持ち寄り、観望会を開いた。この観望会がきっかけとなって約30人で結成した。現在会員は70人に膨れ上がっている。昨年、会長を長く務めた佐藤昌三さんが退き顧問に就いたため、急遽、児玉さんが会長代行に就任した。

クラブの今年度の行事は、まなびの館ローズコム(同市霞町)ロビーで、天体写真展を7月1日〔土〕─26日〔水〕に開く予定で、22日同所で、天体観望会を開くことになっている。さらに11月か12月に、緑町公園(同市緑町)で天体観望会を開く。

児玉さんは「クラブの行事とは別に、町内会、学校からの要請を受け、メンバーが観望会や講演会を開くこともあります。観望会で初めて望遠鏡を覗いた子どもさん、親御さんが感動して喜ぶ姿を見ることが、私の喜びです」と話している。