鉄道開通150＋1年（18）
本誌関係地域の山陽鉄道
移り変わる三原の風景
2023年05月01日号
陸・海・空の道を活かした街へ（175）
鉄道は線路とその上を走る列車、乗降客が集まる駅の「３点セット」が機能することで成っている。このうち線路は路線が決まると変更されることは希で、山陽鉄道も明治期に敷設されたコースを保っている。列車を牽引する機関車は蒸気から電気などへと変わったが、車輪で動くことには変わりなく、磁石によって浮上・走行するリニアモーターカーが登場するまで線路は無くならない。
駅には列車が停まり、発車するプラットフォームがあり、この３つが機能することで鉄道は開通１５０年を迎えることができた。そして、駅前を４つ目の機能として活かすことが「鉄道を活かした街」に繋がってくる。
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