すし惣
石橋大将と語らう江戸前寿司
勇退に合わせた期間限定企画

2024年02月01日号

内山敦雄店長が後を継ぐ

すし惣店内と石橋大将

本格的な江戸前寿司の「すし惣」(福山市昭和町4─26アートイン昭和町1階、石橋達男大将、電084・983・0866)はこのたび、石橋大将の4月に勇退に合わせ、期間限定「石橋大将と語らう江戸前寿司」の企画をスタートした。2月17日〔土〕まで続ける。

メニューは「おまかせ」(1人税込2万2千円)と、「季節のおまかせ」(1人税込み3万3千円)の2種。内容は「おまかせ」が、先付け(前菜2種)、刺身(その日に入荷した鮮魚)、焼き魚、にぎり寿司(6貫)、あぶり物、煮物(金目鯛の沢煮)、にぎり寿司(4貫)、玉子焼き、汁物の9種類。

一方の「季節のおまかせ」は、先付け(前菜2種)、刺身(クエ)、焼き物(キンキ)、にぎり寿司(6貫)、あぶり物、煮物(クエの沢煮)、にぎり寿司(ムラサキウニとバフンウニの食べ比べ計5貫)、玉子焼き、クエのアラ汁となっている。

内山店長

石橋大将は、北大路魯山人が腕を振るっていた星ヶ岡茶寮の1番弟子に師事し「㐂文寿司」「寿司田」で修行を重ねた。2021年10月、すし惣オープンに合わせ夫人を東京に残し単身赴任し、すし惣で腕前を披露した。 「2年間福山の方に大変お世話になりました、感謝の気持ちしかありません。多くのお客様との出会いがあり、寿司を食べて頂いて、思い出深い人生の一コマでした」と感慨深げに話す。

大将勇退後は、内山敦雄店長が後を継ぐ。和食の職人としての経験があり、石橋大将の下でみっちり寿司職人としての修業を積んでおり、大将から太鼓判を押された。