里庄町出身の平野蒼太さん
伝統空手組み手U21日本代表に
拓殖大空手道部で活躍
2024年04月01日号
福山のチャオで体づくりも
岡山里庄町出身の大学生・平野蒼太さん(19)が、2月10日に日本空手道会館(東京)で開催された空手の日本代表選考会で、伝統空手組み手のアンダー21・60㎏以下の日本代表に選出された。
倉敷高等学校を卒業し、現在は拓殖大学国際学科1年生の平野さんは、3歳から空手を始めた。高校1年まで形の選手だったが、監督の勧めで組み手に転向。一瞬のスピードの中で判断力が試される組み手でセンスを発揮し、3年生で中国高等学校空手道選手権大会の個人優勝を果たした。3年生の後半から大学進学までの半年間は、知人の勧めでボディメイクジムチャオ(福山市南手城町、電084・982・5180)に通い、代表で元サッカー選手の〝おかっち〟トレーナーから体づくりの指導を受けたこともあった。
現在は拓殖大学空手道部に所属し、全国大会などに出場した。帰省時はチャオで体を鍛えることも。
平野さんの話「海外の試合に出ることも楽しみにしている。日本代表にはなったが、大学の空手道部の部員でもあります。大学のチームを支えになることも大切にしたい」。