ごゆう不動産㈱
社長 宇田浩二さん
アルファゲートタワー福山駅前

2024年05月10日号

うだ こうじ(60)

マンションの売買・賃貸請け負う
福山市新涯町1─30─3
電084・954・9532

同社は、不動産賃貸仲介管理、不動産の買取・販売などを主力業務としている。福山市内のビルを取得し、美容室、介護所、小売店などに入って使ってもらい、気に入ったら販売する手法で売り上げを伸ばしてきた。このほど「駅ちかプロジェクト」を立ち上げ、引き渡しが始まった福山のランドマーク「アルファゲートタワー福山駅前」の売買、賃貸の斡旋に力を注いでいる。

─駅ちかプロジェクトについて聞かせて頂けますか
「『東京出張が多いので、福山駅近くに住みたい』、『子どもが広島市内の学校に通うために福山駅近くに転居したい』、『関東方面に住んでいるが地震が多いので、家を手放して、兄弟や家族がいる福山に帰りたい』といった声を受けて始めた、アルファゲートタワー福山駅前の売買・賃貸を請け負うプロジェクトです」

─最近福山駅前周辺に住みたいという人が増えているそうですが
「トモテツ、キョーエイ、あなぶきの3グループで取り組んだ『福山市1番地区再生事業』は、商業施設、飲食店、オフィス、マンションで構成さています。3─4月に竣工し、商業施設・飲食店は夏のオープンを目指しています。徒歩10分圏内にコンビニ、百貨店、スーパー、飲食店、郵便局、銀行、市役所、病院、塾、学校があり生活するのに便利で、必要なモノは全て揃います。人通りも多くなりにわかに活気を帯びてきました」

─駅ちかプロジェクトの構想はいつ頃からですか
「キャスパ跡地の活用が取り沙汰されるようになり、福山市1番地区再生事業が浮上しました。その後、穴吹興産がマンションを建設する情報が入ってきました。5年前だったと思いますが、福山でこれ以上の物件はないと思い、弊社でも購入して、さらに物件の紹介もやってみようと考えるようになったのです。これが、駅ちかプロジェクトの、構想の始まりですね」

福山城が見える「アルファゲートタワー福山駅前」11階ビューラウンジ

─アルファゲートタワー福山駅前の物件のうち、自社購入と紹介物件の数は
「早い時期から施主の穴吹興産と交渉し、資金を用意して自社で購入する意思表示をして、さらに物件の紹介に取り組みたいと言う話をしました。物件の購入は2戸で、紹介は28戸あります。自社物件2戸のうち1戸はすでに賃貸しています。紹介物件のうち16戸から、売買・賃貸紹介の依頼を受けています」

─売買・賃貸物件は、御社だけの特別なオプションを用意しているそうですが
「当社が扱う物件は本来ある機能に加え特別な機能が加えられた『フルオプション』となっています。具体的には、全室高性能なダイキン製のエアコンが付き、キッチンはハンズフリーで衛生的な洗浄器一体型シャワー水栓で、機能美あふれるバスルームや、ミストサウナ機能付浴槽暖房、サーモ付自動洗面水洗、オート開閉自動除菌トイレ、ガス床暖房など快適に生活できるように、各所に贅沢な装備を施しています」

プロフィール
1963年6月5日生まれ。福山市出身。1982年3月広島県立葦陽高校卒。卒業後㈱宇田入社。自動車部品製造、自動車販売などを経て不動産会社勤務。宅地建物取引士免許を取得後1993年、ごゆう不動産社長就任。