ケービル
尾道に無人ホテルをオープン
地域の宿泊施設の不足問題に貢献
ホテルニュー長和島が系列H
不動産業の㈱ケービル(福山市松永町4―9―9、上川竜次社長、電084・933・8266)は、尾道の歓楽街に、手早く簡単にチェックイン・チェックアウトができる無人式の宿泊施設「オリエントホテルONOMICHI」(尾道市久保1―5―16・4階、電0848・38・2340)をオープンした=写真上。
ホテル事業も行う同社は、尾道へのインバウンド客の増加による宿泊施設の不足問題を受けて、自社の物件の一部をホテルにリニューアル。全室禁煙で、シングル、セミダブルを有し、グレーやブラウンの落ち着いた色合いのインテリアを施している。コイン洗濯機、アメニティーを完備。アクセスが良いので観光客の利用はもとより、仕事や接待で訪れた近隣の人の利用も歓迎している。予約はHP(ホテル名から検索)から受け付ける。
宿泊料は平日・日曜7千円、金土・祝前日・祝日1万円、GW・盆・年末年始1万3千円。
同社は福山市松永町で「ビジネスホテル ニュー長和島」を運営。関連会社に鳶工事業、工事製品企画、サービス業などを行う㈲上川組(尾道市高須町)・㈱カミカワ(同)などがある。
上川社長(36)=写真下=の話「地元尾道の観光業をお手伝いさせて いただきたく、オープンに至りました。尾道の素晴らしい観光地をたくさん楽しんでいただければ」。