玉利軒
笠岡市中央町19-4
電0865・62・3584

2024年08月01日号

かぶとがにまんじゅうを説明する9代目予定者の匠さん

1793年創業の和洋菓子店で看板商品の「かぶとがにまんじゅう」の注文が増えている。木型でカブトガニの形を作り、カブトガニの血液の色を、抹茶を取り入れた自家製餡で表現した。7代目の田邉利徳さん(故人)が開発し70年を経て、現在はベテラン職人の金平さんと9代目予定者で孫の匠さん(21)が製造を手掛ける。20cmの大サイズ(2100円)と12cmの「中」(330円)、5cmの小サイズ(140円)があり、8代目の田邉明良代表(65)は「親子への贈答品に大と小を合わせて買う人も多いです」と話す。