旬家ファーム
代表 田淵博之さん
環境配慮型栽培で米や野菜作り
2024年10月01日号
後継者不足で農業の存続に警鐘
たぶちひろゆき（47）
動物性肥料や化学肥料、農薬などを使わない〝環境配慮型栽培〟で米作りや野菜作りに勤しんでいる。約15haの水田ではコシヒカリやアキタコマチなどのほか、コシヒカリやササニシキのルーツ「朝日米（朝日矢豊米）」や幻の酒造好適米「雄町」など岡山県の代表的な稀少米を育成。約１haの畑では80種類ほどの作物を育て、店頭販売（あおもんで、毎週土曜日の午後１時―５時）や加工品づくりを行っている。今夏騒がれた米不足については、国内で積み残してきた課題が複合的に重なったためと話し、農業の存続に警鐘を鳴らしている。
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