地域のための総合歯科医療推進

新市和田歯科医院（福山市新市町新市６９５—２、和田　勝院長、電０８４７・52・６４８０）は今春から、和田院長のもとで、６人の高い専門技術を持った歯科医＝写真＝とともに、総合的に歯科治療を行うチームを結成すると発表した。

同院は新市町で１９４３年に開業。勝院長は66年に大阪歯科大学を卒業後、同府内の歯科医院での勤務を経て、67年に帰郷した。80年頃からは他医院に先駆けてインプラント治療を診療科目に加え、これまでに国内でトップクラスの同治療実績を残している。60年近く現場で治療にあたりながら、歯科用ＣＴやレーザー治療など常にその時々の世界最先端の治療技術を導入し続けてきた。

今なお東京での先端治療の勉強会に参加しているが、その中で和田院長の変わらぬ探求心と治療技術の研鑽を続けるプロ意識に共感した歯科医達が、和田院長の呼びかけにこのほど呼応したという。インプラントや歯周病治療などのほか、矯正歯科や審美歯科、歯内治療など、それぞれが特徴をもったクリニックの院長を務める専門医であり、各々培った歯科治療の技術を発揮することで、和田院長の目指す〝地方でも都市部と変わらない最先端の医療が受けられる地域医療の推進〟に貢献したいと意気込んでいるという。

今後６人は定期的に来院し、和田院長が示す患者の症状や希望に合わせた治療方針にそって、チームでカンファレンス（治療計画会議）などを行いながら共同で治療を進める予定。和田院長は、「常に患者様にとって負荷の少ない低侵襲治療を心掛け、最先端技術を積極的に取り入れながら最適で安全な治療を提供して参りました。そのため、全国からの治療依頼が多くなったことから、志を同じくする仲間とチームを組むことにしました。広範囲で高度な総合歯科医療を提供することで、これまで支えてくださった地域の皆様にもご恩をお返しすることができます」と喜んでいる。