八朔が生まれた因島
ルーツを辿ると見えてくる
全国へ広がる流通の歴史②

2025年02月20日号

郷土の特産品活かした街へ(229)果物編

 私たちの郷土は温暖な気候に恵まれ、それに適した農作物が育ち収穫されている。尾道ではイチジク、ブドウ、ナシ、モモなどの果物やワケギ、アスパラガス、トマト、キャベツ、エンドウなどの野菜が生産されている。

中でも柑橘のレモンは全国一の生産量を誇り、瀬戸内海沿岸では1898(明治31)年に和歌山からネーブルオレンジの苗木を求めたした際、混入していたレモンの苗木3本を試植したのが始まりとも言われている。それよりも昔の1860(万延元)年に因島で誕生したのが八朔(ハッサク)で、そのルーツを辿るとこの果物が全国へ広がる流通の歴史が見えてくる。

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