鞆スコレグループ
「鞆の浦 潮待ちホテル」
5軒目の「RiSA」オープン

2026年01月20日号

19年からプロジェクト推進

「暮らすように泊まり、まちの物語を楽しむ旅を」をコンセプトに、鞆スコレグループの㈱Manaリトリート(福山市鞆町後地501、村上正高社長)が2019年から進めていたプロジェクト「鞆の浦 潮待ちホテル」の5軒目となる「RiSA=リサ」が12月27日にグランドオープンした。同プロジェクトは、江戸期の港湾施設が残り歴史的景観を有する港町・鞆に点在する複数の古い商家や町家などをリノベーションし、ホテルとして再生するというもので、「歴史ある鞆の町の息吹が直に感じられる」とインバウンドを含め、利用者に好評だ。

潮待ちホテル5軒の概要は次の通り。

①「櫓屋 -ROYA-」

②「櫂 -KAI-」

③「オーベルジュ櫻や -AUBERGE SAKURAYA-」

①「櫓屋 -ROYA-」(鞆町鞆808―1)=明治前期から後期に建てられた鞆を代表する商家(元・櫓屋)で、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に位置する古民家をリノベーション。1階には木の香りが心地よい「檜半露天

④「別邸試楽亭 -Villa SHIGAKUTEI-」

⑤「RiSA」

風呂」がある。静かな佇(たたず)まいが魅力の「坪庭」と、客室は1室、2階には4室あり、最大10人が宿泊できる。

②「櫂 -KAI-大正期~昭和初期の木造の町家」(鞆647)=大正期~昭和初期に建てられた木造の町家をリノベーション。1棟貸しのメゾネットスイート、1階スタンダード、2階デラックスで構成。潮待ちホテル各棟の中で「最も平米数の広いスイート仕様」。また、2階には鞆の町が眺望できる展望デッキがある。さらにキッチンスペースには「ダイニングテテーブル」を完備。

③「オーベルジュ櫻や -AUBERGE SAKURAYA-」(鞆656)=大正期建築の木造2階建て町家をフルリノベーションし、1階には歴史的空間を活かした本格的なダイニング、2階には趣きの異なる2室の客室を配置。

④「別邸試楽亭 -Villa SHIGAKUTEI-」(鞆658)=沼名前神社の宮司が居住していた江戸時代の由緒ある平屋建築を丁寧に現代に蘇えらせ、「歴史深き上質な空間」が楽しめる。古き良き時代を体験できる潮待ちホテルで、最上位宿泊棟。広々とした空間に⼆間和室のリビングに独⽴したツインのベッドルーム、本格的なキッチン、⾃動湯張機能付の檜⾵呂がある。

⑤「RiSA」(鞆879―1)=「鞆に縁のある女性の名前」からネーミング。コンセプトは「現代モダンの町家」。建物は大正時代に建設された商家を再生したもので、デザインは㈱乃村工藝社(東京)が担当。1階がレストランで、28席を配置し、瀬戸内の旬な食材を使用した創作料理を提供。坪庭は「瀬戸内海の多島美を再現する枯山水」。2階に客室が2室ある。

潮待ちホテルの電話予約は084・982・2480へ(予約時間は午前9時―午後6時)。WEB(https://www.shiomachi-hotel.com/)からの予約もできる。チェックイン・チェックアウトと食事は「RiSA」で。

村上社長の話「福山というより、日本の財産である鞆の浦の街並みを保全したい、という思いから立ち上げたのが『鞆の浦 潮待ちホテル』のプロジェクトです。インバウンドを含め、多くのお客様に鞆の浦の魅力を楽しんでいただければ幸いです」