日本政策金融公庫福山支店
中東情勢での金融対策支援
補完金融機関として機能

2026年05月10日号

支店長に岡山市出身の金谷氏

4月に着任した金谷支店長

政府系金融機関の㈱日本政策金融公庫福山支店(福山市三之丸町1―7、電084・922・6550)の新しい支店長に金谷篤志氏(49)が就いた。中東情勢での原油高で経営が圧迫される事業所が増えるなか、商工会議所などの支援機関と連携を強める。

イランのホルムズ海峡封鎖で原材料やエネルギー費の高騰が進み、サプライチェーンの多い備後地区では経営リスクとなっている。福山支店では特別相談窓口を設け、金融面での支援のほか、商工会議所や広島県よろず支援拠点ら経営支援機関と連携を図り、総合的な支援に取り組む。日本政策金融公庫福山支店では返済条件の見直し期にも柔軟に対応していく。

金谷支店長は1976年9月、岡山市出身。県立岡山一宮高校、香川大学経済学部卒業。国民金融公庫(現日本政策金融公庫)入庫。岡山支店中小企業事業統轄を経て、4月から福山支店長。趣味はスポーツ観戦、音楽鑑賞。

西日本豪雨災害や新型コロナ感染症発生時でも民間金融機関と連携する補完金融機関としての機能性を発揮しており、金谷支店長は「有事での役割は大きく、原材料高のなか支援体制を強めたい」と話した。