宮本武蔵腰掛石
福山市丸之内1─9─2備後護国神社内
電084・922・1180
2026年05月01日号
宮本武蔵が実際に腰をかけたと伝えられる庭石
1615年(元和元)大坂夏の陣で宮本武蔵は、水野勝成の陣に参加。武蔵の養子(三木之助)が水野家家臣の家系という縁があり、福山藩と深い関係にあった。24年─29年(寛永年中)、武蔵は福山城に勝成を訪ねる。当時、水野家二番家老・中山将監は大阪陣中におけるよしみで、自宅に招いてもてなした。その時、武蔵が将監屋敷庭園の庭石に腰掛けたのが「武蔵腰掛石」として伝承され、後に備後護国神社(阿部神社)に寄進された。武蔵は生涯無敗とされる剣豪、数々の真剣勝負を制した。精神力・集中力の象徴とされ石に座ると勝負運がつくと言われている。「瞑想石」とも呼ばれ受験生、スポーツの試合前、ビジネスや商談前など、人生の「ここ一番」を控えた人が訪れる。ただ座るだけでなく先に神社に正式に参拝し、心の中で「何に勝ちたいか」を明確にし、静かに腰掛けると気持ちが整う。そうすると「自分の集中力や覚悟を引き出す効果が期待できる」と言われている。