アール・ケア
介護施設併設のフィットネスS
理学療法士が個別指導
2015年02月10日号
女性や子どもの利用も
介護事業の㈱アール・ケア(玉野市東高崎25―34、山根一人社長、電0863・73・5085)はデイサービス事業所のアルフィック東川原(岡山市中区東川原160―1)1階部分に介護予防や基礎代謝向上目的のトレーニング施設「アール・ケアコンディショニングセンター」(栗山努所長、電086・238・5151)を開設した。個別対応型のフィットネススタジオとして幅広い層から集客を見込む。
デイサービス事業所の1階の一部約31・5㎡に開設。筋力アップやバランス感覚の向上が見込める機器「レッドコード」やバランスボールなどを使い、理学療法士などを持つ有資格者が個別形式で指導する。コースもリハビリテーションやスポーツ向けのほか、ジュニア層やビューティーと銘打った女性向けのコースなど5つを設けた。投資額は450万円。
同社は岡山や玉野、総社と赤磐市に20の介護事業所を展開。フィットネススタジオ業態は初の試み。施設では医療機関での治療が一旦終了した人らのリハビリなどの需要にも期待する。利用料は入会金1千円
で1セッション(30分)が4千円など。初年度は1千セッションの利用を見込む。
栗山所長は「介護保険利用者向けのサービスを展開していたが、制度での規定もあった。新サービスで困っている人らに細かな対応でニーズをくみ取りたい」と展望を語った。