臨空都市 三原の在り方
訪日観光客の増加へ
行政・各界の振興策

2015年11月20日号

臨空都市 三原の在り方
 国が推進する「訪日旅行促進事業」(ビジット・ジャパン)に沿って、国内各地に海外からの観光客が増えている。臨空都市といわれる三原市も、この波に乗り遅れまいと旅行会社と連携して台湾などから観光客を招いている。同じく臨空圏域に属する尾道市も「観光事業は得意」とばかりに多様な観光メニューを整えつつある。ただ、広島空港の海外路線は限定的で便数が少ない。こうした背景の中で「ビジット・ジャパン」の気流に乗り切れず、低空飛行を余儀なくされている感が否めない。今日の訪日旅行ブームにあって臨空都市が上昇気流に乗るために、求められる振興策をリポートする。(西亀 悟)

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