南大門と漢都、鍾路 歓送迎会向けメニュー発売

2014年03月01日号

福山市内に焼肉店「漢都」と「南大門」、ソウルダイニング鍾路を経営する鍾永フーズ㈱=しょうえいふーず=(福山市曙町5―26―13、安田雅恵社長、電084・953・2877)は歓送迎会シーズンを迎え、個室を使った少人数での宴会の引き合いが増加傾向という。同社では消費増税前の“最後の駆け込み需要”として、焼肉店ではセットメニューを、鍾路では韓国式の鍋料理などで予約を受け付けていく。
アベノミクス効果もあり、大手企業を中心に景気も上昇傾向の中、4月の消費増税を控え、さまざまな業種で駆け込み需要がある。飲食業界では3月の企業などの送迎会が増税前の最終的な駆け込み需要と位置付け、各社、営業戦略を立てているようだ。同社経営の3店舗は、いずれも個室形式での上質感を前面に、オトク感のあるセットメニューで宴会の受注を獲得する。
経営する焼肉店「漢都」(同市木之庄町3―3―7、電同921・8887)と、南大門(同市曙町5―26―13、電同953・2877)は上タン塩焼きや特選サーロイン、中落ちカルビなど17品のコース(4千円)を売り出す。いずれもビールや焼酎などの飲み放題(2時間)も1500円で出来、会社員や女性客の受注を見込む。

gyuunabe11年6月オープンの鍾路=しょうろ=(同市曙町3―4―3、電同957・5001)は韓国式の辛い鍋料理「和牛ホルモンと黒豚の辛鍋コース」(3500円)のほか、和牛カルビとジャガイモなどを煮込んだ牛鍋(1560円)をメーンに、和牛ハラミ炙り焼き、トッポギの甘辛炒めなどのサイドメニューにも期待。カシスマッコリなどのドリンク含め、客単価は2千円―2500円。漢都とソウルダイニング鍾路は最大30人まで、南大門は同40人まで受け付ける。

安田英載店長は「景気は上昇傾向で、3月中の宴会は増税分が発生せずオトク感がある。弊社では4月以降もコース料理は値段を据え置きにするので、歓迎会でも是非ご利用頂きたい」と話している。

3店とも営業時間は午後5時―深夜零時。木曜日は休む。