イベント情報
2016年09月10日号
◎福山城博物館(福山市丸之内1―8、電084・922・2117)は、開館50周年と福山市制施行100周年を記念し、9月17日〔土〕―11月13日〔日〕に1―3階展示室で秋季特別展「水野勝成展―その軌跡と福山藩の誕生―」を開催する。
福山城を築城し、城下町を整備した「福山開祖」である水野勝成の軌跡と天下人含めた関係者、福山の始まりを甲冑・書画・絵図などを通して紹介する。また、次の記念講演会(無料)も行う。「知られざる水野勝成像」日時=9月18日〔日〕午後1時30分―3時、会場=広島県立歴史博物館=ふくやま草土千軒ミュージアム(同市西町)、講師=水野勝之(水野家20代当主)▽「徳川家康公と久能山東照宮」10月2日〔日〕同時刻、前同会場。
入館料は500円、高校生以下無料。開館時間は午前9時―午後5時。月曜休館だが、祝日の場合は開館し、翌火曜日休館する。
◎やがては誰かの役に立つことを願っている竜の子にちなんだ名前を付けた書道塾「飛龍塾」(江島康子塾長)は、9月12日〔月〕まで洋菓子のマロンドール(福山市多治米町1―6―11、電084・954・0925)で作品展を開催している。
◎カフェ・ライブハウスの福山MOCO&SONG(福山市船町1―31・江里口ビル2階、電084・924・6119)は、9月27日〔火〕午前7時30分に全国で人気のアルゼンチンタンゴショー「MIYUKI TANGO」の公演を開催する。
メンバーは佐藤美由紀(Pf)、川波幸恵(Bandoneon)、山中裕平(Vn)、スズキイチロウ(Gt)、清水良憲(Cb)。料金は3500円(当日4千円)、ワンドリンクのオーダーが必要。
◎おやじバンドバトルinFukuyamaが10月2日〔日〕広島県民文化センターふくやま(福山市東桜町、電084・921・9200)で開催される。
入場料は1千円、小学生以下500円。チケットは会場、スガナミ楽器で取り扱う。また、開催に先立ち出演バンドも9月15日〔木〕まで募集している。参加資格はメンバー内に40歳以上が2人以上在籍する3人以上のバンド(性別不問)で、申し込みを会場などで入手し、参加料金(1人3千円)を添えて会場受付で申し込む。優勝バンドには賞金5万円が贈られる。
◎福山ジャズフェス2016が10月9日〔日〕午前10時―午後7時40分に卸センター野外ステージ(福山市卸町14―1)で開催される=。入場無料。
大勢が気軽にジャズを楽しめるようにと始まったイベントで、今年3回目。出演バンドは次の通り。
ザ・ストリーズ・バンド▽ザ・セッションⅠ▽ハイソサエティー・ジャズバンド▽レイファクトリー&サウンドトレジャー▽SKY TIMEZ▽Roots▽JFEニュー・レッド・ウィングス▽廣瀬豊彦&Heart Break Jazz Orchestra▽川島哲郎・唐口一之・竹下清志▽ビューティフル5▽烏バンド▽MJT▽Endemic for Jazz in Fukuyama▽The Students▽ザ・セッションⅡ▽Ayaka Tsuboki Trio▽Lush life▽スペシャルゲスト&ニュースイング ドルフィンズなど。飲食店出店、無料駐車場有。問い合わせは実行委員会の佐藤さん(電090・3377・9769)へ。記念Tシャツの申し込みもメール(swingparts@gmail.com)で受け付けている。
◎日本名門酒会福山支部は10月2日〔日〕午後6時30分から福山ニューキャッスルホテル(福山市三之丸町)で「秋の名門酒を楽しむ会」を開く。
一ノ蔵(宮城県)、大山(山形県)、若戎(三重県)、嘉美心(岡山県)、「御前酒」(前同)、「七冠馬」(島根県)、「司牡丹」(高知県)などの蔵元が参加する。会費6500円。
申し込みは岡本屋(山手町、電084・951・8158)、三和酒店(南手城町、電同921・4864)、大福(木之庄町、電同923・5398)、酒のマエダ(元町、電923・1719)へ。
◎日本におけるフランス歌曲の先駆者・古沢淑子の生誕100年を記念した、ピアニスト・井上二葉のピアノ演奏会「フランス歌曲とともに」に10月16日〔日〕午後3時に三原市芸術文化センターポポロホール(三原市、電0848・81・0886)で開催される=ポスター。
フランス音楽の黄金期から近代へ、歌と鍵盤作品の画期的プログラム現代歌曲の第一人者ソプラノ・浜田理恵も出演する。曲目は「メヌエット・森の中で」「優雅なアリア、クーラント、ジーク」「歌劇『アティス』より・アティスは幸福すぎます」(各ジャン=バティスト・リュリ)▽「悲歌劇『イポリットとアリシー』より・ロンド形式のアリア・恋する鶯、わたしたちの声に答えて(ニンフの詠唱)」(ジャン=フィリップ・ラモー)▽「オペラ・バレエ『ヴェネツィアの饗宴』より・蝶の歌(イレーヌの詠唱)」(アンドレ・カンプラ)▽「夢のあとに作品7―1、月の光作品」など。チケット料金は3500円。
◎井原市立田中美術館(井原市伊原町315、電0866・62・8787)は、9月16日〔金〕―11月6日〔日〕に秋季特別展として、神仏や自然、文学を題材として独自の境地を拓いたといわれている版画家・棟方志功(1903~75)の展覧会「平櫛田中を『先醒』と呼んだ板画家(はんがか)」を開催する=ポスター。
棟方は「大和し美し」などの作品が有名で「世界のムナカタ」と称されており、田中を「先醒(せんせい)」呼び、田中から「自然人」と呼ばれていたエピソードを持つ。ジャンルの異なる二人の芸術家がどのように向き合ったのかをたどる。初日午前10時45分―正午に棟方志功研究家の石井頼子氏によるゲストトーク、10月1日〔土〕午後1時に同館学芸員による美術講座「棟方志功と平櫛田中」、10月15日〔土〕・29日〔土〕同時刻にギャラリートークなども行われる。入館料は700円、65歳以上350円、高校生以下無料。開館時間は午前9時―午後5時。月曜休館だが祝日の場合は開館し、翌日休館。
◎みよしKIRIRI児童合唱団の第1回定期演奏会が9月18日〔日〕午後2時に三次市民ホールきりり(三次市三次町111―1、電0824・62・2222)で開催される。
曲目は「夢の世界」「もし、空になれたら」「Will there really be a 〝Morning〟」「春なのに」「アレルヤ」「すみれ」「パ・パ・パ『オペラ・魔笛』より」など。入場料は700円、ペア1千円。
◎三次ワイン秋祭が10月9日〔日〕・10日〔月〕午前10時30分―午後4時に三次ワイナリー(三次市東酒屋町445―3、電0824・64・0200)芝生広場で開催される。
こだわりのワインの試飲、銘菓、特産品、バーベキューなどが食べられる。
◎奥田元栄・小由女美術館(三次市東酒屋町453―6、電0824・65・0010)は、9月15日〔木〕―11月3日〔木・祝〕に女性を描いた作品で有名な日本画家・上村松園の作品展を開催する。10月11日〔火〕までを前期、同13日〔木〕から後期として行う。
浮世絵や能の世界を独自に解釈した話題作などを次々と発表し、1941年に帝国芸術院会員、48年に女性初の文化勲章を受章している。今回は初期から晩年までの代表作を含む作品55点と下図・素描25点を紹介する。次の関連イベントも行う。
「ギャラリートーク」9月25日〔日〕・10月9日〔同〕・23日〔同〕午後1時▽ワークショップ「上松松園の愛した能の世界を知る」10月19日〔水〕午後1時30分―3時▽「満月ロビーコンサート」9月15日〔木〕・17日〔土〕・10月16日〔日〕①午後2時②同7時※往復バスチケット(広島バスセンター~美術館)、館内レストラン「洋食工房」でのディナー(グラスワイン付き)、展覧会チケット、絵葉書プレゼントなどが付いた「満月エクスプレスパック」の販売あり。
観覧料は1千円、ペアチケット1800円、高校・大学生500円、中学生以下と身体障害者・療育・精神障害者保健福祉手帳保持者無料。開館時間は午前9時30分―午後5時。10月12日〔水〕休館。
◎井原市のマスコットキャラクター「でんちゅうくん」は、「ゆるキャラグランプリ2016」(http://www.yurugp.jp/)にエントリー している=ポスター=。今回は4回目の出場で、最後の挑戦として上位を目指している。投票は10月24日まで、同ウェブサイトで受け付けている。
でんちゅうくんは、平櫛田中の鏡獅子をデフォルメしたキャラクター。可愛らしい表情や、髪の毛のもふもふとしたさわり心地が好評という。市内外の企業が、ぬいぐるみやタオル、携帯ストラップ等、各種グッズを作っており、田中美術館で販売している。
市地域創生課では「昨年(18位)以上の成績を目指している。でんちゅうくんの知名度が上がり、グッズ販売にもつなげたい」と話している。