イベント情報
2016年10月20日号
◎ふくやま草戸千軒ミュージアム=広島県立博物館(福山市西町2―4―1、電084・931・2513)は、既報の平成28年度企画展「守屋壽コレクションが迫る近世日本の新たな異文化交流像」の開催に先立ち、開始前日の10月13日にセレモニーを開催した。
福山市出身の古地図収集家・守屋壽氏が30年以上かけて収集した16―19世紀中心の国内外の古地図・近世日本の国際交流の様子を伝える絵図・記録類などは個人所蔵では質・量ともに国内最大規模を誇り、それらを通じて江戸時代の日本の外交の歴史を紹介する。当日は守屋壽さん、枝広直幹福山市長、林克士福山商工会議所会頭、宇田伸広島県議会議長などが来賓として参加した。
冒頭で広島県教育委員会の教育長・下崎邦明さんは「コレクションの重要性、魅力を広く発信していきたい」と抱負を語った。期間は11月27日〔日〕まで。
◎神石郡出身で、現在ヴィッタディニ音楽院(イタリア・パヴィア市)に留学中の多賀康裕さんのオペラコンサートが、10月21日〔金〕午後7時に本格タイ料理レストラン・パーパイタイ(福山市明治町2―29)で開催される。
第1部はパーパイタイが現在打ち出し中のこんにゃく麺などを利用したヘルシースペシャルディナータイム、第2部をコンサートとして構成。料金は6千円(飲み放題込み)。予約・問い合わせは濱田さん(電090・5375・8114)か、平木さん(電同7975・2894)へ。主催者の平木さんは「現在帰国中で10月にまたイタリアへ渡る彼の勉強の成果の確認と応援のために、このたびの開催に至りました。お食事はタイ料理ですが、苦手な方には工夫致しますのでお気軽にいらして下さい」と話している。
◎ふくやま芸術文化ホール・リーデンローズ(福山市松浜町、電084・928・1810)は、「おもしろくてためになる音楽定色五百円也vol.23 杠(ゆずりは)純三郎・三好啓士の音楽への情熱(パッション)」を11月6日〔日〕午後1時に小ホールで開催する。
備後地方で活躍してきた音楽教諭で指揮者の杠氏(2008年死去)・広島大学教育学部名誉教授の三好氏の功績を紹介する。曲目は「弦楽のためのロンド(1976)」「弦楽のためのパッション(1980)」(各三好啓士)、「ふるさとの秋」「トロイメライ(R.シューマン)」「YESTERDAY(レノン=マッカートニー)」「恋は水色(A.ポップ)」「今日の日はさようなら(金子詔一)」(各杠順三郎編曲)など。アルカータ合奏団が出演し、溝入敬三リーデンローズ館長が指揮する。入場料は500円。
◎マチオラ洋画会第132回展が、11月6日〔日〕までしぶや美術館(福山市本町8―27、電084・925・2113)で開催している。入場無料。
同会は女性だけの洋画グループで、1951年発足。観覧時間は午前9時30分―午後5時(最終日3時まで)。月・火休館。
◎広島県立福山工業高等学校(福山市野上町3―9―2、電084・922・0261)は、11月12日〔土〕午後6時30分に音楽部の第34回定期演奏会を広島県民文化センターふくやま(福山市東桜町1―21)で開催する。500円。
曲目は「アメリカン・パトロール」「チークトゥチーク」「A列車でいこう」「シング・シング・シング」など。
◎平櫛バレエスクール(本部=福山市今津町5―10―31、電084・934・4180)は、11月27日〔日〕午後2時にリーデンローズ(福山市松浜町)大ホールで第74回福山公演・創作バレエ「冬物語」を開催する。
シェイクスピア原作の同タイトル原作を同スクールのアンヌ・ヒラグシさんが演出・振り付け・音楽編集した。王妃を疑い嫉妬に狂ったシチリア国王が16年間の悲嘆の末に驚きの結末を迎えるというストーリー。観覧料は指定席2500円、自由席2千円。同スクールのご厚意で、招待チケット10枚をお預かりしております。ご希望の方は当社にお電話(電084・931・2000)の上、来社下さい。同スクールは備後地区―岡山各地域10の教室を有し、無料体験入学などを受け付けている。成人初心者は女性のみ。
◎自分に似合う色「パーソナルカラー」、自分の体の特徴「骨格タイプ」などをテーマにした講座「自分だけの魅力を活かすスタイリングセミナー」が10月30日〔日〕午前9時30分―午後0時に元町ホール(福山市元町13―5・有楽リオン4階、電084・973・7942)で開催される。
講師はイメージコンサルティングサロン・ルノンキュル代表で元国際線CAの木村牧子さん=写真。垢ぬけ、スタイルアップが叶う自分だけの魅力を発揮する方法を解説する。会費3500円。
◎第22回福山市私立幼稚園合同絵画展が11月8日〔火〕―15日〔火〕にフジグラン神辺店(福山市神辺町)1階展示スペースで、11月9日〔水〕―24日〔木〕にエフピコRiMふくやま(同市西町)6階「絵本の国」展示スペースで開催される。
16日〔水〕までを前期、17日〔木〕―最終日を後期として行う。参加幼稚園は次の通り。フジグラン会場=いちご・サムエル・すばる・めばえ・かやのみ・サムエル旭丘・千鶴・神辺千鶴・白ゆり・ハイロスハイマ▽RiM会場前期=誠信・天使・福山いずみ・聖園・西部めばえ・福山暁の星・松永▽同会場後期=かなりや・延広・明王台シャローム・鞆こども園・福山りじょう・向丘。
観覧時間はフジグラン会場=午前9時―午後9時、RiM会場=午前10時―午後7時。
◎加藤直樹 陶展「NATURE WORK」 高橋工芸㈱(高橋正美社長)が運営するAREAギャラリー(府中市高木町1143-1、電080・4265・7924)で10月29日〔土〕から11月6日〔土〕まで。器やオブジェ作品を多数展示販売する。
初日と最終日は作家在廊。なお最終日は特別ワークショップ「粘菌をさがそう」を催す。午前7時30分に集合し、森の中で粘菌(変形菌)を見つける。参加費は1千円(おみやげつき)。11月3日〔木〕までに要予約。開館は午前10時―午後6時。入場無料。
◎長坂晋自画自賛展パートⅡ~せめて絵ぐらい自由に楽しく描きたい~がユメネミ12(尾道市土堂2―3―26、電090・8064・7980)で開催している=ポスター。
期間は来年1月中旬前後までを予定し、土日祝の午後0時―午後5時に鑑賞出来る。
◎耕三寺博物館(尾道市瀬戸田町瀬戸田553―2、電0848・27・0800)は、12月4日〔日〕まで金剛館2階で第70回館蔵品展「お茶会への招待―知っておきたい道具のいろは―」を開催している。
茶道具の優品約40点を展示し、道具それぞれの用途や鑑賞ポイントを紹介する。入館料は1400円、中学生1千円、シニア1200円、高校生800円、中学生以下無料。開館時間は午前9時―午後5時。
◎ギャラリーのOlivia(=オリビア、福山市坪生町6―19―4・㈱清高産業1階、電084・947・6171)は10月30日〔日〕―11月13日 〔日〕に、古代トルコ文字である古代突厥文字(とっけつもじ)を現代アートに復活させた作品展「岡本悍久展」を開催する=ポスター。
突厥文字は、8世紀、中央アジアで大放牧国家を築いたトルコ系民族の突蕨が使用していた古代文字。美しい文字の形態に魅せられて、ミクストメディア・ミ ニ彫刻作家の岡本悍久氏が現代アートに復活させた。こうした「突蕨文字アート」は世界的にも類例がなく、多くの人に見てもらいたいという。
営業は午前10時―午後6時。会期中は無休。なお、日曜日は作家が在廊する。