イベント情報
2016年11月10日号
◎世界的なピアニスト・横山幸雄さんによる「福山コンサートシリーズ・幻想曲の夕べ」=ポスター=が、11月29日〔火〕午後7時から多目的ホール「アップルツリー」(福山市霞町1-3-25・林檎ビル4階)で開かれる。主催はNPO法人「文化を未来につなげる会」(吉岡暢子理事長)。
同法人は、2013年11月から今年1月まで横山さんによる「ショパン全曲演奏会」を2カ月に1回のペースで開催。全12回合計166曲が演奏され、大きな話題となった。
今回のシリーズは第二弾。モーツァルト、ショパン、シューマンの代表的な「幻想曲」が演奏され、クラシックファンには聞き逃せないリサイタルになりそう。入場料は4千円(友の会会員3600円)。申し込みは電話(電084・982・8627)かFAX(同982・8657)、メール(apple_tree_hall@yahoo.co.jp)などで。
開演前に、ピアノレッスンを受け付けているほか、終演後に、横山さんを囲み、イタリアンレストラン「エルバ」(同市明治町)で食事会が開催される予定。
◎日本で「サティブーム」の火付け役として知られ、現代音楽演奏で定評のある、ピアニスト・高橋アキ=写真=のリサイタルが11月22日〔火〕午後7時30分からリーデンローズ(福山市松浜町)小ホールで開かれる。
テーマは「共鳴する無垢なる魂たち」で、演奏曲目はエリック・サティの「ノクチュル」3・4・5番、ジョン・ケージの「ある風景の中で/サマー」、モートン・フェルドマンの「エクステンション3」などの現代曲と、ロマン派のフランツ・シューベルトの遺作であるピアノソナタ第21番。
入場料は一般3千円、学生1500円。問い合わせは「コンセールジャズ大衆舎」(電070・5304・6588)へ。
◎〔学〕福山暁の星学院(石井節子理事長)が運営する福山暁の星小学校(福山市西深津町、電084・923・5264)・幼稚園(同、電同923・4244)=写真=は、10月30日に毎年恒例の文化祭「暁の星まつり」を開催した。
小学校では書道や陶芸作品、幼稚園では「ノアの方舟(はこぶね)」をテーマにした作品展示などを実施。同学院の理念であるカトリック精神に基づいたチャリティバザーや保護者による飲食模擬店など行われ、多くの来場者でにぎわった。なお、同小学校は11月5日〔土〕―7日〔月〕にエフピコRiM福山(同市西町)で「児童版画展」を開催する。
◎第32回ひろぎんトゥモロウコンサートが11月17日〔木〕午後6時45分にふくやま芸術文化ホール・リーデンローズ(福山市松浜町)で開催される。
管弦楽は広島交響楽団、指揮は藤岡幸夫、ピアノはNHK―BS2「週刊ブックレビュー」元司会の三船優子。曲目は「―福山市市制施行100周年によせて『ワルツ 南国のバラ(ヨハンシュトラウス2世)』」「ラプソディー・イン・ブルー(ガーシュイン)」「交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界』から(ドヴォルザーク)」など。未就学児入場不可。
入場料は4500円、自由席4千円、学生1500円(自由席のみ)。チケットは会場チケットセンター、スガナミ楽器本店、天満屋福山店4階プレイガイド、広島銀行(福山・三原・尾道・岡山・笠岡・井原・府中〔一部〕・倉敷〔同〕)各支店で取り扱う(学生券は同行事務局のみ)。問い合わせは同行総合企画部(電082・247・5151)へ。
◎ミニ・コンサート・シリーズ「0才からのコンサート キラキラ☆トランペット」が11月18日〔金〕午後2時にリーデンローズ(福山市松浜町、電084・928・1810)小ホールで開催される=ポスター。
久良木文(トランペット)、新居由佳梨(ピアノ)、ゲスト=古本大志(テューバ)が出演する。曲目は「トランペット・ヴォランタリー(J.クラーク)」「トランペット吹きの休日(ルロイ・アンダーソン)」「マンハッタンより第1楽章(フィリップ・スパーク)」「ヨークシャー・バラード(J.バーンズ)」「トルコ行進曲(チャイコフスキー)」「くるみ行進曲(モーツァルト)」「くるみ割り人形より『行進曲』(チャイコフスキー)」「白鳥の湖より『ナポリの踊り』(同)」「ディズニーメドレー」など。入場料は500円。チケットは会場チケットセンター、天満屋福山店プレイガイド、スガナミ楽器本店、久松レコード、フジグラン神辺、TSUTAYA(新涯・伊勢丘・松永・府中高木各店)などで取り扱う。
◎イベント「まるごとインド~観る!聴く!味わう!」が11月23日〔水・祝〕午前11時から「MUSIC FACTORY 」(福山市引野町5―28―3)で開催される。
メインゲストは「KOLKATAROOL」(コルカタロール)=写真=で、シタール演奏の第一人者である井上憲司、山田晴三 (エレキベース) 中村岳 (パーカッション)らが出演。
井上のシタール演奏は、卓越したテクニックに裏付けられた艶やかで美しい音色、豊かな表現力・音楽性がインドでも高く評価されているという。
当日はシタールの生演奏に合わせたヨガ (藤本善子さん指導)やベリーダンス、インド料理なども楽しめる。チケット(前売り)は2500円・当日3千円(1ドリンク付き)。
申し込みは「リーラーカルヤーナスタジオ」の藤本さん(電090・9504・9714)かMUSIC FACTORY(電084・945・8481)へ。
◎浄土宗(東本願寺)西運寺(福山市加茂町芦原358、藤間祐真住職、電084・972・2733)は、10月23日に華やかな稚児行列が行われた。
今回は「親鸞聖人七百五十回御遠忌法要・西運寺第二十一世住職継承法要・本堂等御修復事業完了奉告法要」を記念して行われたもので、加茂福祉会館(同市加茂町)から西運寺まで約500mを稚児、保護者、僧侶など約200人が参加、華やかな行事となった=写真。
なお、藤間住職は1978年生まれ。2010年、西運寺に入寺し、13年に21世の住職(通算33世)に就任した。門徒数は約200件。
◎尾道市立美術館(尾道市西土堂町17―19、電0848・23・2281)は、11月19日〔土〕―来年1月15日〔日〕に北海道を代表する洋画家・神田日勝(1937―1970)の作品展「北海道の大地から」を開催する。
北海道の酪農などの農業を題材にし、ベニヤ板にペインティングナイフなどを用いた荒々しいタッチが特徴。会期中は次の関連行事も行う。
【特別講演会「神田日勝と北の大地・鹿追」】11月19日〔土〕午前10時に尾道市立美術館2階ロビーで。講師=小林潤(神田日勝記念美術館館長)▽【ギャラリートーク】12月11日〔日〕・来年1月8日〔同〕午後2時▽【わいわい がやがや おしゃべり鑑賞会(中学生以下対象)】11月27日〔日〕・12月25日〔同〕午後2時―3時▽【ミュージアムショップ】ミニ北海道物産展・喫茶特別メニュー(十勝ホワイトコーヒー・ナキウサギクッキー)。
入館料は800円、高大生550円、中学生以下・70歳以上・各種手帳保持者無料。
◎奥田元宋・小由女美術館(三次市東酒屋町453―6、電0824・65・0010)は、11月14日〔月〕―来年1月9日〔月・祝〕に体験・参加型ミュージアム「光のワンダーランド・魔法の美術館」が開催される。会期中は次のイベントも行う。
【ワークショップ「光のアート 光の科学」】「LEDできらめくクリスマスツリーつくり」11月20日〔日〕午後1時―2時30分▽「魔法の万華鏡をつくろう」12月4日〔日〕午後1時。
【満月ロビーコンサート】11月14日〔月〕・12月14日〔水〕①午後2時②同7時。広島バスセンターからの往復バスチケットと館内レストランでのディナー(グラスワイン付)、展覧会チケット・コンサート、絵葉書が付いた「満月エクスプレスパック(5800円)」も販売している。
観覧料は1千円、ペアチケット1800円、高校・大学生500円。開館時間は午前9時30分―午後5時(コンサート日は9時まで)。12月15日〔木〕・12月30日〔金〕―来年元旦は休館する。