イベント情報
2017年10月01日号
◎いけばなの閑渕(かんえん)流(本部=福山市入船町2―1―20、家元・小川閑渕さん、電084・921・6879)は、10月11日〔水〕―16日〔月〕に福山天満屋(同市元町)7階大催場で「いけばな閑渕流展~輪になって遊ぼ」を開催する。前期(初日―13日〔金〕)、後期(14日〔土〕―最終日)に分けての実施。
同流派は1943年創流で、現在本部教室(同所)のほか本部アトリエ教室(同市今津町)、藤谷花店いけばな教室(同市松永町)、中国新聞文化センター3教室(同市・広島市・三原市)を中心に開講している。当日は生徒、家元など講師陣らの作品120点を出瓶(ぺい)する。照明を明暗に分けたコーナーも設け、それらの明るさを活かした作品展示も行う。「ほのぼのとした楽しさを感じて頂きたい」と、小川智子さん。
入場料は当日500円(前売り400円)。前売りは本部で販売。観覧時間は午前10時―午後7時(前期後期それぞれ最終日は6時、土曜日7時30分閉場)。
◎喜多流大島能楽堂(福山市光南町2―2―2、電084・923・2633)は、11月19日〔日〕午後0時30分に第253回定期公演を開催する。
演目は能「蝉丸」(大島政允)=写真右、狂言「寝音曲」(茂山七五三)、能「鵺」(大島衣恵)=写真左。
淡々とした風格と美しい詞章などを見ることができる蝉丸、勇壮さと怪奇性・哀感が奥深い鵺など傑作そろいで上演する。鑑賞券は6千円、学生券2千円・座席指定料同額。
◎第4回「ふくやまJAZZフェス2017」が、10月8日〔日〕午前10時-午後6時10分に福山卸団地(福山市卸町)卸センター会館の屋外ステージで開かれる。主催は同名の実行委員会(事務局=同市草戸町1-6-1、佐藤 政徳委員長、電090・3377・9769)。入場無料。
福山を中心に、中四国地区で演奏活動を続けている13グループが出演。スペシャルゲストとして布川俊樹(ギター)と和田明(ボーカル)が出演する。演奏する地元のプレーヤー・バンドは次の通り(出演順)。
スイング・パーツ・ミニ(福山市)▽ ザ・ストリーズ・バンド (前同)▽平田ひとみ(Vo)×納田牧人(G)(DUO・高松市)▽SliQスライク(福山市)▽福山市立大学吹奏楽部(前同)▽JFE NEW RED WINGS (前同)▽Roots (出雲市) ▽烏谷バンド(松山市)▽メディカル ジャズ トリオ MJT (岡山市)▽ Cool Running(福山市)▽ Lush Life ラッシュ。ライフ(前同)▽Endemic for Jazz in FUKUYAMA(前同)▽Ayaka Tsuboki Trio (倉敷市)。
◎平櫛バレエスクール(本部
=福山市今津町5―10―31、電084・934・4180)は、11月12日〔日〕午後2時にふくやま芸術文化ホール・リーデンローズ(福山市松浜町)大ホールで第75回福山公演「創作バレエ・クリシュナの剣(つるぎ)」を開催する。
悪魔を退治し、悪王カンサを征伐した英雄クリシュナの物語をもとにしたインド神話を、同バレエ団のアンヌ・ヒラグシさんが演出・振付・音楽編集を手掛けた。チケットは指定席2500円、自由席2千円。同バレエ団のご厚意で招待券12枚をお預かりしております。ご希望の方は当社(電同931・2000)へお電話の上来社下さい。お引渡し枚数応相談。
◎福山天満屋6階美術画廊は9月28日〔木〕―10月5日〔木〕に近代日本画伝説の巨匠と称される横山大観の展覧会を開催する=写真「神國日本」。
大観は明治元年に生まれ、東京美術学校第一回卒業生で第一回の文化勲章受章者。観覧時間は午前10時―午後7時(土曜7時30分・最終日5時閉場)。火曜休み。
◎福山市出身のソプラノ歌手の村上彩子さんは、10月22日〔日〕午前10時にノートルダム清心女子大学(岡山市北区伊福町2―16―9)ヨゼフホール3階で開催される同女子大同窓会(電086・253・8496)主催の生涯教育講座「世代を超えて 人育て 自分育て」の中で、トーク&コンサート「~歌うことは 祈ること~」に出演する=ポスター。受講無料。
村上さんは、東京で会社員として働きながら7度の受験を経て東京芸術大学に合格した異例の経歴を持つ。その体験と挫折を通して学んだことを、抒情歌とトークを通して表現する。曲目は「アヴェ・マリア」「アレルヤ」「主よ、御許に」「ビエ・イエズ」「故郷」「赤とんぼ」など。ピアノは大石邦子さん。定員230人。
◎チェコ・フィルハーモニー八重奏団のコンサートが11月19日〔日〕午後2時に福山市神辺文化会館(福山市神辺町川北1155―1、電084・963・7300)で開催される=ポスター。
曲目は「モルダウ(スメタナ)」「ラルゴ=交響曲『新世界』より第2楽章(ドボルザーク)」「花のワルツ=バレエ『くるみ割り人形』より(チャイコフスキー)」「亡き王女のためのパヴァーヌ(ラベル)」「カルメン序曲(ビゼー)」「ユモレスク(ドボルザーク)」「悲しきワルツ=バレエ『怠け者の物語』より(ネドバル)」「皇帝円舞曲(シュトラウス2世)」「日本の歌(ふるさと・赤とんぼ・さくらさくら・荒城の月・浜辺の歌)」「ローレライ(ドイツ民謡)」「黒い瞳(ロシア民謡)」「グリーンスリーブス(イギリス民謡)」「わが母の教え給いし歌(ドボルザーク)」「詩曲(フィビヒ)」「フニクリ・フニクラ(デンツァ)」「エリナー・リグビー(ビートルズ)」「エンタテイナー(ジョプリン)」ほか。チケット2500円、高校生以下500円。
◎雅楽による観月鑑賞会が10月7日〔土〕午後6時30分に三原リージョンプラザ(三原市円一町2―1―1)で開催される=ポスター。
演目は、一部【管絃・平調】越殿楽・陪臚▽二部【舞楽】迦陵頻・抜頭・蘭陵王・長慶子。チケットは大人1千円、高校生以下500円。問い合わせは雅良会事務局(電090・3744・9224)へ。
◎バイオリニスト・古澤巌のコンサート「愛(かな)しみのフーガ~ミスター・ロンリー」が11月16日〔木〕午前6時30分に三原市芸術文化センター・ポポロ(三原市宮浦)で、翌日17日〔金〕同時刻にふくやま芸術文化ホール・リーデンローズ(福山市松浜町)でそれぞれ開催される=ポスター。
古澤は葉加瀬太郎、高嶋ちさ子、東儀秀樹、cobaなどとの公演も行っている。曲目は「ショーロ・インディゴ」「無伴奏ソナタ(バッハ)」「チャルダッシュ」「愛の賛歌」「Mr.Lonely」ほか。ピアノは扇谷研人、パーカッションははたけやま裕、ベースは渡邉裕美が担当。問い合わせはMIN-ON福山(電084・924・8891)へ。
◎三原市芸術文化センター・ポポロホール(三原市宮浦2―1―1、電0848・81・0886)は、「栄光のショパンコンクールシリーズ」として次の公演を行う。
【ケイト・リウ ピアノ・リサイタル(11月18日〔土〕午後3時)】=ポスター右=2015年第3位で「マズルカ賞」受賞のケイト・リウが出演。曲目は「マズルカOp.56(ショパン)」「4つのバラードOp.10(ブラームス)」「ピアノソナタ第2番変ロ短調Op.35『葬送』(ショパン)」「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22(ショパン)」ほか。
【チョ・ソンジン ピアノ・リサイタル(来年1月27日〔土〕午後3時)】=ポスター左=2015年第1位受賞のチェ・ソンジンが出演する。曲目は「ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13『悲愴』(ベートーベン)」「ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109(同)」「ドビュッシー没後100年:映像第2集」「ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58(ショパン)」など。
チケットはケイト・リウ公演が全席指定4千円、チョ・ソンジン公演が全席指定S席6千円・A席4500円・B席3千円。2公演セット料金9千円(S席)。
◎森源太コンサート「生命」(井原志事倶楽部主催)は10月19日〔月・祝〕午後1時から、浅口市鴨方町六条院中のあさくちGREENMARKET(電0865・64・5885)である。入場は一般500円、高校生以下無料。
長崎県西彼杵群出身のシンガーソングライターで「ちゃんと繋がっている」、「そら」の曲目を持つ森氏が「生命」をテーマにコンサートを開く。
また、10月8日〔日〕にはあかつきの蔵(小田郡矢掛町矢掛2585、電0866・84・1001)でも開催される。