府中まちなか繁盛隊
第8回府中まちゼミを開催
8/31まで41店50講座
2018年08月01日号
子どもまちゼミを充実
府中市内の商店主らが中心となり、中心市街地の活性化に取り組んでいる府中まちなか繁盛隊(府中市元町445―1府中商工会議所内、田中康弘代表、電0847・45・8200)は8月31日〔金〕まで、府中商工会議所と協力して「第8回府中まちなかお店ゼミナール」を催す。
府中市内の41店で50講座を開講。備後圏域では最大規模となる。店主やスタッフが専門店ならではの技や知識を伝授するというもので、期間中は毎日6-14講座を設けている。今回は夏休みということもあって22講座を子ども向けとした=写真は前回の企画。事前申込制。受講料は無料(一部店舗では材料費が別途必要)。参加者の暮らしを“豊かに”“楽しく”し、各店のファンをも増やすという、顧客と店主、さらに街の賑わい創出にもつながる三方よしの企画だ。今回はツシマエレクトリックのドローン操縦体験や、学研府中ほんどーり教室の「水がつかめる!?」不思議実験、ヘアブースカメヤマの中高校生対象初めてのメイク教室など、生活・趣味▽食品・料理▽ものづくり▽健康・美容の4分野で「学ぶ」「作る」「体験」を行う。ほかにも人気を呼びそうな企画が多数有る。ふたつの事業所が互いの特性を活かしあう「コラボまちゼミ」も、「コム立石(立石電器産業)と中林鶏肉専門店による親子カレー作り」など2講座行う。また一部の講座は出前も受け付ける。
子ども企画を増やしたのは、地元の産業や地域のお店をよく知って貰うことや、地元への愛郷心を育てたいという思いから。同市教委が展開するコミュニティ・スクールでも、地域と企業と学校との協力体制で子育てに注力していくという動きがある。
公共交通機関を利用する場合は、同ゼミ参加の各事業所に近い停留所14カ所を巡る「ぐるっとバス」(大人一律150円、子ども80円)や、レンタサイクル(1回100円)の用意がある。