指揮者・チェロの巨匠鈴木秀美が率いる「楽遊会弦楽四重奏団」のコンサートが10月20日〔土〕午後３時に日本キリスト教団福山東教会（福山市東町１―２―８）で、翌21日〔日〕同時刻に日本キリスト教団福山延広教会（同市本町１―６）で開催される。
　
　同楽団は鈴木が自ら率いる「ピリオド楽器」によるオーケストラ「リベラ・クラシカ」のメンバーに呼びかけ、ウィーン古典派とりわけハイドンを演奏するために結成。メンバーは若松夏美・竹嶋祐子（バイオリン）、成田寛（ビオラ）、鈴木秀美（チェロ）。曲目は次の通り。
「弦楽四重奏曲第３番ト長調Kv.156（１７７２）・モーツァルト」「弦楽四重奏曲第32番ハ長調Op.20-2（１７７２）・ハイドン」「弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調Op.131（１８２６）・ベートーヴェン」。
　
　室内楽通には「至宝」とも言えるラインナップ。ピリオド楽器による演奏は日本初の試みとなる。入場料は３５００円（４５００円）、高校生以下１５００円。問い合わせはジャズ大衆舎（電０７０・５３０４・６５８８）へ。