里山工房 和菓子たむら
井原市門田町4369
電0866・62・8614
2020年06月10日号
◇新潟県や東京都で修業を積んだ田村駿逸代表とその家族で営む。関西地区向けに卸売りもするが、主力は店舗での販売と言い、品質もあってか、遠く倉敷や福山市内からも来店があると言う。餡にこだわりがあり、黒豆大福や草餅が定番だが、季節商材も人気の秘けつ。初夏を迎え、川魚の鮎の形に似せた焼き菓子「あゆ」や京都では厄除けに食べる風習のある生菓子「水無月」、旬を迎えたブルーベリーを使った大福などを投入した。駿逸さんの長男で2代目予定の雅博さん(49)は「手作りの品を楽しんで」と話した。