二代目杵屋
黙食セットをスタート
かつだき・天ぷら・うどん等

2021年03月20日号

 居酒屋・飲食店を経営する㈲スリーホープ(福山市加茂町、山本和史社長)が展開するうどん専門店「二代目杵屋」(同市三之丸町4―22、電084・999・7715)は、新型コロナウイルス感染症を受けて政府が推奨するエチケットにちなみ、「杵屋特製黙食(もくしょく)セット」(税込1200円)の提供を始めた=写真上。トンカツを卵と甘辛いダシでとじた名物「かつだき」のハーフサイズ、カリカリ感が評判の天ぷら、伝統のうどん、ご飯に漬物と、多い品数で構成して、味に集中して自然と無言になることを見込んでいる。

 同店は同市沖野上町で〝まちのうどん屋さん〟として幅広い層から支持されている「杵屋本店」の2号店として昨年オープン=写真下。うどんは高級小麦粉の白椿を100%使用した自社製麺で、天ぷらは分子調理器を使うことで素材の水分を保ちながらカリカリの食感を実現。「かつだき」は甘辛さと食べ応えが抜群で本店開業当初からの人気だという。

 山本社長の話「コロナ禍の中、少しでもお客様に安心して美味しく食べていただける時間と空間を提供したいと考え、今回のメニューを開発しました。自然と黙って食べていただくためにはどうしたらいいかを考えた結果、オールスターの共演となりました。是非一度ご賞味ください」。

  営業は午前11時―午後3時、同5時―9時。水木定休。同セットは本店では提供しない