◇矢掛町出身で、千葉で約30年薬剤師をしていた髙草真智子さん（57）が「やっぱり矢掛に帰りたい」とＵターンして昨年秋にオープン。家業が町内唯一の麩屋「高常製麩所」であることから、麩原料の強力粉を使って何かできないかとベーグル店のオープンを思いついたという。薬剤師仲間にも協力してもらってレシピを研究し、低温長時間発酵の〝もちもちふわふわ〟食感にたどりついた。手間がかかるため、営業は午前７時30分―11時と午前中のみだが、出勤前の役場職員や、登校前の母校・矢掛高校の後輩たちが昼食用によく購入するという。メニューは惣菜系、スイーツ系など日替わり４種各２５０円。月曜定休。