ビストロ
レストラン・オ・ゼルブ
尾道市美ノ郷町三成1066-3
電０８４８・0848-20-5078

　東京の仏料理店に10年近く勤めた杉原啓太さんが、08年に郷里へ戻って開業した。尾道や山陰の獲れる新鮮な魚や、鴨・兎・羊・牛・鶏・豚肉を使ってフランスの家庭料理を再現している。
　こうした料理に華を添えているのが窓辺に広がるガーデンで、この時期はバラが華麗な花を咲かせている。素敵な料理と四季折々に草花、樹木が彩るオープンガーデンを楽しめる店としてファンが増えている。営業はランチタイムが午前11時30ー午後３時30分。ディナーは午後５時30分ー同11時。
杉原さんの両親が丹精込めて植え込み、育ててきた草花、樹木が彩っている。
茶系の洋瓦、グリーンのオーニングが目を引く店舗の玄関にはコニファーが植えられ、開店当時は膝までしかなかった高さが２階に達するまでに成長した。
店内からデッキを挟んだ庭にはアジサイなど季節の咲き誇り、外周の板塀にはハニーサックルのツタが見事に伸びて可憐な花を咲かせている。
自家製のパンを焼く工房の裏手も庭が広がり、こちらは和風の装いではあるが、春先はアーチゲートにバラ（アンジェラ）の花が舞って、甘い香りを漂わせる。