フードセンターたが
岡山県矢掛町小林42
電0866・82・0129
2020年09月01日号
◇1906年頃に創業した矢掛町でも老舗の食料品店で、現在は創業者の孫の多賀秀幸さん(70)夫婦が営んでいる。売りは鮮度の良い生鮮品で特に全国の産地から仕入れる野菜は、この時季ならナスやキューリ、トマトなどの引き合いが多い。ほかに惣菜も肉じゃがなど手作りの品を毎日並べ、秀幸さんの長女でパティシエの辻幸恵さんが作るシフォンケーキやガトーショコラなどを目当てに来店する人も多い。秀幸さんは「矢掛にも大型食料品が相次いで出来、今は外商が店の支えとなっています。これからも地域に愛される店としたい」と話した。