今日の一句
寒念仏やかんの蓋が踊り出す

2020年02月01日号

 小寒(今年は1月6日)から立春前日(同2月3日)までの30日間を「寒の内(かんのうち)」と呼び、一年で最も寒さの厳しい頃とされている。寒念仏(かんねぶつ)は寒の間連日鉦を打ち叩きながら声高く念仏を唱えて野外を巡回する寒行のことだ。元々念仏僧が夜間に降り積もった雪を踏みしめながら行う苦行で、のちに俗人が門付けとして行うようにもなった。大津絵の「鬼の寒念仏」=挿絵=は姿格好こそ念仏僧ながら心中の欲望が表に現れた偽善者の姿を描いたものなのだが、ユーモラスな絵柄が子どもの夜泣き等に効く護符として人気を集めるようになった。

このコンテンツは購読会員向けサービスです。

WEBの記事をご覧になりたい場合は、「経済リポート購読契約」もしくは「WEB版購読契約」が必要になります。

◎すでに本誌の購読契約をされている方は、下記の「新規ユーザー登録」をお願いします。

◎WEB版のみの購読希望の方は、下記「新規ユーザー登録」をご記入の上、得意先コード欄に「000」と入力して下さい。メールをお送りしますので、必要事項をお書き添えの上ご返送ください。なお個人でお申し込みの場合は会社名欄に「個人」とご記入下さい。

○ユーザー登録後事務手続きをしますので、1〜2営業日で閲覧できるようになります。

○WEB版購読料は、「本誌購読者」=無料、「WEB版のみ希望」=半年分5千円(税込)or1年分9千円(同)。

※なお、本誌(経済リポート)の購読を希望する方は、直接弊社(電084・931・2000)までご連絡ください。

新規ユーザー登録 ユーザーログイン