福山城西病院
院長 今西薫さん
透析医療のサービス引き上げ
2024年03月20日号
シャントなど血管手術を内製化
いまにしかおる(65)
医療法人社団尚志会(岩藤葉子理事長)運営の「福山城西病院」(今西薫院長)は、透析患者に向けた腕部分の血管手術に対応する「血管外科」を設置した。従来、人工透析患者の腕部分の「シャント手術」や血管狭窄をバルーンカテーテルで拡張する「PTA手術」では非常勤医師が担当していたが、心臓血管外科が専門の今西院長が手術に対応することで医療体制を強めた。高齢化社会を迎え、糖尿病や高血圧から慢性腎臓病に罹る患者が増えており、腎臓病や人工透析を専門にする福山城西病院の地域での役割は増している。昨年11月に就任した今西院長に医療体制について聞いた。
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