天然温泉尾道ふれあいの里
支配人 横畑美代子さん
普段着で行けるよそいきの温泉
2026年04月20日号
20周年迎えスタッフにも感謝
3月に創業20周年を迎えた「天然温泉尾道ふれあいの里」。地下800mから湧き出るラドン温泉で、露天風呂や西日本隋一のプラズマ大浴場など、あわせて13種類の風呂が日替わりで楽しめる。個室から100人が入れる大型の研修室まで各種あり、和の会席料理や洋のコース料理、通常のランチや軽食メニューまで食事処は2カ所ある。温泉は中学生以上850円~、宿泊は朝食付き7千円台~で、屋外にはテニスコートや体育館、グラウンド、ゲートボール場が付属しており、いずれも割安で利用できる。横畑さんは同館に創業時から勤め、3年前に支配人に昇格した。
―20周年ですが、創業時はどうでしたか
「当初は県の施設『青年の家』でしたが、尾道市との合併を機に温泉をメインにした宿泊施設に改修しました。今は㈱みつぎ交流館(溝上伸一郎社長)が指定管理者として運営しています。開設当初は、スタッフもみな素人同然で、そこへ1日1300人以上のお客様がみえたので毎日目が回るほど忙しく、電話は常に鳴りっぱなしで、切っても切ってもすぐ鳴る状態で、2カ月ほどで予約を停止しました。そこから皆で立て直してきたのですが、当時のお客様には大変ご迷惑をおかけしたと反省しております」
―その後はいかがでしたか
「元町議会議員(当時)の内海辰吉さん(故人)の下で営業を学び、続いて総務課の予約係へ配属されました。電話応対はネット予約を導入してからは落ち着き、全体を見る余裕もできました。その後、旅行会社に勤めていた平田敦さんが支配人になったときはいろいろなイベントを仕掛けるようになりました。また、ホテルニューオータニ(東京都)など一流ホテルに勤めていた江草賢吾さんが支配人になった時には接客やマナーなどを徹底的に鍛えられました。コロナ禍以降、支配人が不在になったところで、いつの間にかそういう立場に推され、2023年6月に肩書がつきました」
―支配人になられた感想は
「支配人になって、スタッフ全員と面談し、皆が抱えている課題や希望など初めてわかったことが多くて、自分はただただ働いて働いて働いて……でやってきましたが、ここまでこられたのは、お客様や支えてくださった地域の方はもちろんですが、スタッフ、役員の皆さんのおかげだったことを痛感しました。スタッフとは風通しよく、しっかりと話をしていこうと思います。また、常連のお客様にもしっかりと感謝をお伝えしていこうと思います」
「5月20日〔水〕—24日〔日〕に販売する『回数券』8枚綴り(税込6千円)を同額で2枚プラスする(一人1冊のみ)サービスを行います」
「当館は、特別な施設がない、日常の延長のような宿泊施設ですが、ミシュランガイドにも紹介された自負はあります。〝普段着で行けるよそいきの場所〟として、気軽に羽を伸ばしに来ていただけるよう努めてまいります」
▽天然温泉尾道ふれあいの里=尾道市御調町高尾1369、電0848・77・0177
▽横畑美代子=1960年3月、東広島市生まれ。80年に順正短期大学(高梁市)を卒業後、広島ガス中央㈱東広島支店に入社。82年に結婚し、世羅へ。地元で仕事をしながら嫁ぎ先の家業の肥育牛を手伝う。2006年に㈱みつぎ交流館入社。23年6月より現職。


