ミツバファクトリー
永久脱毛サービスに参入
手もみ屋本舗と相乗効果
2021年10月20日号
新ブランド「マッハ脱毛」
リラクセーション店「手もみ屋本舗」、デジタルプリント店経営などの㈱ミツバファクトリー(岡山市北区中井町1―1―12、江見慎之介社長、電086・212・0328)は、「手もみ屋本舗」に併設し、永久脱毛店の出店を進める考えだ。コロナ禍での自粛生活の中、全国的に永久脱毛の需要は拡大しており、一部位1100円(税込)と低価格面を打ちだしニーズを獲得する。
コロナ禍で自分にお金をかけるニーズが拡大しており、ミツバファクトリーは2020年8月に永久脱毛サービスに参入。第一号店の鳥取県米子市の「マッハ脱毛米子本店」に続き、岡山市内の手もみ屋本舗のFC店3店舗や倉敷市の岩盤浴施設「岩盤健康革命」でもメニューに加えた。9月には「手もみ屋本舗三吉店」(福山市三吉町1―8―38、電084・982・8008)に併設し、「マッハ脱毛」を出店した。
展開する永久脱毛サービスは中国の美容機器大手メーカーと共同開発した特殊なライトを使うことで、永久脱毛時での痛みを軽減したほか、短時間での施術を可能とした。全身脱毛なら男性1万1880円(税込)と広告費を削減するなどで低価格を実現した。中心顧客は20―30歳代の女性や40歳代の男性。
同社ではリラクセーションメニューとの相乗効果が見込めるとし、FC店にメニュー化を勧める。今年末までに3―4店舗での採用を見込む。また、永久脱毛機器の販売も推進しており、岡山市内の建築鈑金会社での永久脱毛店出店の支援も手掛けた。
江見社長は「新型コロナウイルス対策として参入したが、ようやく軌道に乗った。リラクセーションメニューとの相乗効果が見込める」と話した。
同社は2002年設立。資本金5500万円。手もみ屋本舗や児童発達支援・放課後等デイサービス事業所などを展開。パート含めた従業員は216人。