福山商工会議所
市西部地区の支援効率化
行政との連携を強める

2022年11月20日号

旧松永支所の物件は売却

旧福山商工会議所松永支所の物件

福山商工会議所(福山市西町2―10―1、小丸成洋会頭、電話084・921・2345)は、同市松永地域を中心とした市西部地区の中小企業の経営支援体制の効率化を進めている。同市松永町3―13―9の松永支所(後藤学支所長=産業振興部長、電同933・2151)を福山市西部市民センター(同市松永町3―1―29)へ移転し、行政サービスもワンストップで受けられるようにした。

同市西部地区会員企業のサービス強化及び利便性向上を図るため、行政機関に入居した。コロナ禍もあって補助金などの支援メニューの相談も増えており、スタッフ3人体制で対応する。旧松永支所の建物(鉄骨2階建て、延床476・13㎡)と土地(581・44㎡)は入札希望者を募り、来年3月末までには売却する。

松永地域は1966年まで、松永市だったため、市西部地区は福山市内でも独立した経済圏との認識も根強く、福山商工会議所は「経営相談などの支援メニューで経営者をバックアップしたい」と話した。