鈴木の薔薇
Rose Marche-薔薇のマルシェ-
6/1—11に食用バラ体験企画

2023年06月01日号

パンや菓子、ドリンクなど販売

マルシェ開催準備の様子

食用バラである「鈴木の薔薇」の6次産業化を展開する㈲農業生産法人オリオン(広島県神石高原町時安1034─5、鈴木聡社長、電0847・85・2145、http://suzuki-rose.jp/)で6月1日〔木〕─11日〔日〕に、「Rose Marche─薔薇のマルシェ─」を初開催する。福山市で2025年に開催される世界バラ会議に向け、食用バラを広めることを目的に、同社と「Herbal Style」(宮澤知子代表)、「TATSUKIぱん」(岡田直樹社長)、「建築設計室くらすず。」(鶴村鈴子代表)の4者で企画。当日はバラ好きの仲間が運営をサポートする。

イベントでは、午前中に食用バラの収穫ワークショップを、午後1時─4時にはバラを使ったパンやお菓子、ドリンク等を販売するマルシェを開催(最終日はマルシェのみ)。

「薔薇アラカルト」企画中のイメージ

バラの収穫体験は期間中の午前10時─正午に開催し、定員は各日8人(予約制)。バラ摘み体験をしたあと、ワークショップで「食べられる薔薇開発」や食用バラの活用などについて学ぶセミナーも用意され、バラの白麹甘酒やTATSUKIパンのローズバターとパンなどがセットになった「薔薇のアラカルト」で生バラを試食できる。参加費は税込6600円で申し込みは専用サイト(https://aromarub.shopselect.net/items/73794852)から。

同社は食用花としてダマスクローズやハマナスなどのバラを農薬や化成肥料を使わずに栽培し、6次産業化を展開。収穫したバラは生のほか、ベジローズの砂糖やシロップ、バラの入った塩などの加工品として「道の駅さんわ182ステーション」やインターネットなどで販売している。

鈴木社長の話「バラの開花を迎える園内で美しい花を楽しんでいただき、食用バラをまるごと体験していただければ。ここでしか購入できないバラ商品もございますので、ぜひ足をお運びください」。