棋士 今泉健司五段
毎月1回将棋教室を開催
次回は6/25に2部構成で

2023年06月20日号

将棋教室の様子

将棋棋士の今泉健司五段(49)は毎月1回、福山市津之郷町857─1で、誰でも参加できる将棋教室を開催している=写真。将棋に勝つための戦法や、その極意などを座学と指導対局を交えて指導し、子どもから大人まで楽しめる将棋の魅力を伝える。次回は6月25日〔日〕に開催。第1部(午前9時─11時)と第2部(午後1時─3時)の午前と午後にわけて催す。

定員は各部6人で、参加費は各部4千円、両部参加は6千円。申し込みは、①名前②生年月日③メールアドレス④電話番号⑤住所⑥参加希望日⑦希望の部をメール(aisrs517@gmail.com)で送信する。

今泉五段は愛知県豊橋市生まれで、6歳のとき岡山市に転居。小学校4年生から福山市で過ごす。2014年度に実施されたプロ編入試験に合格し、戦後最年長の41歳でプロ棋士四段となった。努力と忍耐力でプロ棋士合格を果たした半生を綴った本「介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました」を、15年に講談社から出版している。「将棋は自己表現の方法です。学ぶうちに、負けてもあきらめない姿勢や自分に対する自信が身につきます。将棋教室を通じて皆さんを笑顔にしていきたい」と語る。