住田商店
神石産の素材を使った新商品
神石生姜入り「いなりまき」

2015年02月01日号

2月中旬から道の駅で販売

38P住田さん 住田商店(福山市沼隈町常石2036-10、住田政臣代表、電090・4808・8856)はこのほど、神石高原町産生姜を使った新商品「いなりまき」を開発=写真。同町坂瀬川にある道の駅さんわ182ステーションの産直販売所で2月中旬から売り出す。
 いなりまき(商標登録出願中)は、径8-10㎝で、長さは20㎝ほど。400円(税別)で販売する予定だ。巻きずしの海苔の代わりに油揚げで酢飯を巻き、中にだし巻き卵を包んだ。米も卵も神石産で、油揚げも神石産大豆を100%使ったもの。岡山県井原市の野宮食品㈱が製造した大判サイズのものを使った。この油揚げも、神石産生姜と一緒に煮込んで風味をつけている。
 ㈱神石高原の企画戦略室長で神石高原生姜生産者協議会の副会長を務める大田博昭さんは「神石産生姜は他所のものよりも辛みが強いがさっぱりとして後味がよいのが特長。その味をうまく活用した商品になっている」と、応援を申し出ており、今後は油木町の百彩館や帝釈峡スコラ高原等での販売も目指している。
 製造する作業所も同町内に用意。住田さんは「最初はテレビで見た大田さんの地元愛、生姜愛に感激して、オール神石でできた新商品を作りたくなった。神石ブランドの冠をつけてもらえる商品にしたい」と意気込んでいる。