尾道出身のたなか りかさん

　

尾道出身のジャズシンガー、たなかりかさんがポニーキャニオンからニューアルバム「フラワーズ・フォー・ブロッサム」をリリースした＝写真。
　「私が尊敬する伊藤志宏さん（ピアニスト、作曲家）と一緒にスタジオに入り、時間を掛けて話し合いながらアレンジしてもらった曲を収録しました」と語り、ＣＤに「アイ・ヒア・ミュージック」など12曲を収録。ＣＤショップほかゾンなどネット通販販売している。
　福山暁の星女子中学・高等学校を卒業後日本のジャズ発祥の地といわれる神戸の大学で軽音楽部に所属。ボーカリストとして活躍し、卒業後はＯＬをしながら関西を中心にライブハウス・ホテル等で活動を続けた。01年「神戸ジャズボーカルクイーンコンテスト」で準グランプリを獲得してプロに転向。09年に初のアルバム「「彩りジャズ」をリリースし、今回が５枚目のアルバムとなる。
　たなかさんは尾道で緑化事業などを営む大信産業㈱（尾道市山波町１２８―１、電０８４８・46・０７１4）の田中康之さんの長女で「ライブハウスの客席に父の姿が見えるとうれしい。神戸や東京など遠くまで足を運んでくれて、その意味で父は最初の“追っかけファン”になってくれたのかもしれません」と微笑む。　また「ホームページではツアー予定も掲載しているので、近くで開催のときにはぜひ聴きに来てください」と呼び掛けている。