服部電池
電池卸の「電池屋」と業務提携
防災用バッテリーの販売強化

2015年06月01日号

 自動車用バッテリー・蓄電池・各種電気機器販売・設置の服部電池㈱(福山市佐波町168-1、嶽山繁一社長、電084・951・1520)はこのたび、電池卸の総合企業㈱電池屋(東京都渋谷区笹塚3−33−4、奥田勝社長)と業務提携し、防災用バッテリーの販売・メンテナンスを強化する。

 電池屋は、その名が示す通り各種電池を扱っており、特にビルなどに設置している誘導灯、非常灯のバッテリーに強い。服部電池は主に自動車用バッテリー、産業用の鉛蓄電池を扱っているが、業務提携により、産業用鉛蓄電池の枠を超えて、防災用バッテリー部門の強化を狙う。
 誘導灯、非常灯は停電した場合バッテリーで作動する。このバッテリーは付けたままでは消耗するので、数年ごとに交換しなければならない。交換の際は新品を準備するが、新品を製造していないケースも多い。その場合、電池屋が相当品・互換品を準備し、服部電池が交換する。相当品・互換品は少ロットでも短期間で準備できるという。
 嶽山社長は「以前は要望があってもお応えできなかったが、業務提携によりお客様のニーズに応えられるようになった」と話している。