尾道市が計画
清風園を民間移管

2015年09月10日号

尾道市が計画

 尾道市(社会福祉課)が私立救護施設みつぎ清風園(尾道市御調町高尾45、電0848・77・0030)を民間へ移管すると発表した。
1959年に御調町立として設置され、2005年の合併により設置主体を尾道市に変更。敷地3・05ha、本館棟2690㎡の規模で93人(平均年齢60・3歳)が入所している。
職員32人(正規10人、臨時22人)を配置している中で、指導員、介護員として直接処遇にあたっている正規職員は人事異動により配属された一般事務職(主事)が業務に就いているため専門知識が不足。そのため障害を持つ施設利用者の多様なニーズに応じたサービスの提供が難しかった。
こうした背景の中でより専門的な知識・技術を有する事業所への移管を決め、市内で障害者福祉施設を運営する等の社会福祉法人を条件に公募する。
8月中に関係事業所に募集要項を届けており、9月から現地説明会、公募、書類・ヒアリング等による選考を行い、10月末に候補事業所を決定。12月に議会での承認を経て4月1日からの移管運営を目指す。