「地域おこし協力隊」 井原市が3人に委嘱
2015年10月01日号
井原市は、地域外から意欲のある人材を誘致して新たな視点や発想で地域活性化に活躍してもらう「地域おこし協力隊」の隊員3人を決めた。10月1日から、順次市内の各地区へ住んでもらい、任務に当たってもらう。
地域おこし協力隊は、地方の人口減や地域力の低下対策の国の施策。都市住まいで地方での事業や活動に意欲的な人材を地方自治体が一定期間受け入れ、各種の地域協力活動に従事してもらいながら、地域への定住、定着を図るもの。井原市では大江地区、芳井地区、美星地区に1人ずつ募集。地域の野菜による加工品の研究・開発・ブランド化の支援、コミュニティービジネスの立ち上げ支援、空き施設の有効利用と新規事業の企画支援などを行ってもらいながら、隊員自身の「地方でやってみたい」活動も実現してもらう。委嘱期間は1年間。
なお、近隣の笠岡市でも来春の予定で「地域おこし協力隊」募集の準備を進めている。