嘉美心酒造
冬の月を看板にシェア拡大
日本酒ブームで生産量の増加

2016年12月01日号

 

酒造メーカーの嘉美心酒造㈱(藤井進彦社長)は同社の冬の定番商品「純米・無濾過原酒『冬の月』」を切り口に、東京都など都市部の需要を開拓する考えだ。冬の月は今年で17年目で、今回の出荷で累計販売本数も26万2854本を数え、「冬の月」を製造する酒造メーカーとしての認知度を得た。藤井社長は「冬の月のファンが弊社の他製品も味わいたいというケースがあり、3年前から全体の生産量も増加している。冬の月は海外でも人気で、中国市場の開拓も急ぎたい」と展望を語った。

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