光陽産業・中国銀行
教育機関寄贈型私募債
新吉中学校へイス寄贈

2018年06月01日号

左から福島支店長、来山社長、小野校長

 鋼材メーカーの光陽産業㈱(笠岡工場=笠岡市新賀777、来山尊社長、電0865・65・1555)は、㈱中国銀行で1億円の「教育機関寄贈型私募債」を発行し、その際の手数料の一部で笠岡市立新吉中学校(小野秀明校長)へ備品を同社と同行の連名で寄贈した。5月18日に同中学校で寄贈式を行い、来山社長と同行鞆支店の福島信幸支店長が、小野校長へ目録を手渡した。
 同社笠岡工場は昭和45年に操業。昨年、地域貢献の一環として同私募債を活用し地域の小学校へ備品を寄贈した。今回は2年連続の活用で、中学校へアルミの折りたたみイス40脚を寄贈した。私募債での資金は運転資金に充てるほか、工場増強の設備投資にも使っていく考え。
 小野校長は「軽量のアルミイスを頂き、イスの持ち運びが大変楽になる。生徒には、地域に愛されていることを伝え、生徒たちの地域愛をはぐくみたい」とあいさつ。来山社長は「中国銀行さんに教育機関寄贈型私募債の提案を頂き、地域と接点ができる良い機会となった。今後も地域と良い関係を作っていきたい」と話している。