信岡家住宅保存会
全4回の文化講座開設
信岡フラットミュージアム

2019年09月01日号

 信岡家住宅保存会(山名洋通会長)は令和元年文化講座(全4回)を、信岡フラットミュージアム(福山市新市町戸手2166、山根季久子代表、電0847・51・2366)で開催する。

 信岡フラットミュージアムは、08年3月に国の登録有形文化財(建造物)に指定された旧家「信岡家」の一部を改装した施設。保存会が地域住民の憩いの場所として、芸術文化による社会貢献を目的に、文化講座として初めて企画した。

 定員は、各講座20名。但し、初回のみ既に定員を満たしているため募集しない。受講料は、各回2千円(茶席料含む)で、立礼式茶室(椅子式)での一服がつく。一回のみの参加も可能。申込方法は、電話かメールで、氏名・参加希望講座名・電話番号を記入してnobuokake@gmail.com宛てに送信する。

 全4回の内容は次の通り。第1回「わび・さび・茶室の話」講師は、奈良女子大学教授の藤田盟児氏。日時は、9月8日〔日〕午後1時30分―午後4時(以下同)▽第2回「掛軸のはなし」扱い方の体験有り。講師は、頼山陽史跡資料館学芸員の花本哲史氏。日時は、9月22日〔日〕▽第3回「令和と万葉集」講師は、鞆の浦万葉の会代表の戸田和吉氏。日時は、10月20日〔日〕▽第4回「古文書入門~石州道・伊能忠敬を素材に」講師は、福山市文化財協会理事の山名洋通氏。日時は、11月9日〔土〕。