税理士法人たけむら
新型コロナウイルス感染対策
事務所の除菌や密度の減少
2020年05月10日号
スカイプを導入し画像で連絡
税務・労務・M&A・ファイナンシャルプランニングなど幅広い分野の業務を行っている「税理士法人たけむら」(福山市西新涯町2―21―41たけぜいビル、竹村丙喜代表社員、電084・957・5119)は4月中旬、新型コロナウイルス感染予防の観点から、お客と従業員の安全・安心を第一に考え、具体的な対策を始めた。
事務所の具体的な対策は、玄関及び事務所内に安定型次亜塩素酸ナトリウム除菌剤を定期噴霧、応接室のテーブルを除菌、マスクを外すことのリスクを考え来所時の飲物提供を停止、従業員を分散し、事務所内人数の密度を減少させる。時差出勤を導入し、午前6時45分から午後5時45分までの間の8時間勤務とする。昼休憩時間の混雑を避けるため、昼休憩を午前11時30分から午後0時30分までに変更、希望する社員はテレワーク勤務ができる―など。
来所者と担当者の訪問を減らすため、電話・メールでの対応をするとともに、無料ソフト「スカイプ」を導入し、画像と音声が同時に利用できるようになった。今後、お客にスカイプの利用を勧めるという。
従業員の対策は、出勤前に検温を行い37・5度以上であれば出勤しないようにする、マスクの着用、帰社時の手洗いを徹底、携帯用空間除菌(VIRUS AWAY)を装着し、アルコール消毒液を携帯、休日の不要不急の外出を自粛する―としている。
感染拡大を予防したいという考えから、海外からの帰国者及び特定警戒都道府県から戻って14日が経過していない人の来所及び訪問要請を断る。来所時は、玄関で5秒待機(安定型次亜塩素酸ナトリウムによる身体の除菌)して、アルコール消毒液で手指を消毒した後、入所してもらう。来所時はマスクの着用を頼み、マスクが無い人には同事務所にあるマスクを着用してもらう。従業員がお客の事務所へ訪問する際も、先方にマスクの着用を頼む、といったことの協力を呼び掛けている。
新型コロナウイルスの影響で売上不振になり、休業に入ったお客ついては、4月からの税務顧問料を次のとおり返金する。
4月1日から5月末日まで休業した場合、顧問料の2カ月分を返還。4月15日から5月末日まで休業した場合は、顧問料1カ月分を返還する。返金は2カ月分毎にお客の口座に振り込む。