クラブン
備後に因んだインクの第2弾
バラと千光寺をイメージ

2021年06月10日号

うさぎや6店舗で発売

備後彩雲の第2弾のインク

オフィス家具、OA機器、事務用品販売地場大手のクラブン㈱(倉敷市笹沖410―5、ジョージ伊澤社長、電086・422・9595)は、備後地区の観光名所などをイメージした万年筆インク「備後彩雲(びんごさいうん)」シリーズの第2弾を開発、経営する大型文具店「うさぎや」の岡山県と広島県福山市の6店舗などで販売を始めた。

第2弾では1990年に〔一社〕福山青年会議所が30周年を記念し誕生させたバラ「プリンセスふくやま」と尾道市の千光寺で咲く桜をイメージした2色を開発。バラをイメージしたインクは、バラの色をイメージした黄色で、千光寺は桜の色のピンク色にした。第1弾同様にデニムメーカーの㈱WHOVAL(倉敷市児島、石橋秀次社長)とコラボし開発した。

    備後地区に因んだインク「備後彩雲シリーズ」は、鞆の浦の常夜灯をイメージしたダークブルーや、福山市鞆町の仙酔島の波しぶきをイメージしマリンブルー。サイクリストの聖地の青空をイメージした色鮮やかな青色などを採用していたが、第2弾では暖色を投入し、イラストの作画などでの需要を見込む。価格は15ml入り990円。

   同社は「コロナ禍で外出自粛が続く中、観光名所をイメージした万年筆インクで自宅時間を楽しんで」と話した。