福山YEG
冬恒例あかりまつりを8月に
青春時代過ごしたCASPA跡地で

2021年08月01日号

 福山商工会議所青年部=福山YEG(福山市西町2―10―1・福山商工会議所総務部内、籔田健一会長、電084・921・2345)は、冬の福山城を竹あかりで彩る恒例事業を、今年度は会場を商業施設CASPAの跡地(同市三之丸町)へ移動して「ふくやま城下あかりまつり」と銘打ち、時期も8月7日〔土〕―9日〔月〕に変更して開催する=写真上・ポスター。これから施設の建築が始まる会場が更地の今、最初で最後の試みとして、福山商工会議所(林克士会頭)が開催する「ストリートBAL」と共同企画で行う。

CASPAで青春時代を過ごした会員が多いことから、会場所有者のトモテツグループと交渉し、了承を得ての実現。会員とその子供達が作った竹あかり塔のほか、市内小学生たちがメッセージを描いた灯ろう、竹あかり作成が盛んな桜ヶ丘学区民が作った福山城をかたどった飾り、日本語学校「しんぐうグローバルカレッジ」のベトナム人学生が作成した飾りを設置するほか、アイネスフクヤマ・駅前周辺の商店街などと連携してそれらの場所へビンやガラスのあかりを設置して、駅前を幻想的に照らす。また、来年に控える福山城築城400年記念事業として、築城や竹あかりの歴史にまつわる映像を会場内スクリーンに投影して機運を高める考えだ。

 担当の地域活性化委員会・大沢真美委員長(48)=写真下=は、「今年しか見ることが出来ないこの景色からのあかりまつりとBALをお楽しみいただき、商店街方面へもお出かけいただくなどして駅前を満喫していただけたら幸いです」と、話している。