A&C
本格旅館「ろ霞」がオープン
22年4月アートの島「直島」へ

2021年09月01日号

瀬戸内国際芸術祭開催に合わせ

露天風呂を備えた客室

飲食店・宿泊業のA&C㈱(美作市湯郷180、佐々木慎太郎、電0868・72・1523)は2022年4月、世界的に現代アートの島として有名な直島に、本格旅館「ろ霞」をオープンする。8月11日から期間限定で、先行予約チケットを販売している。

客室露天風呂を備えたスイートルーム8室、プレミアムスイート2室、ろ霞スイート1室、計11室の本格旅館で、直島の中心本村まで徒歩2分の好立地に建設する。

22年4月から、直島など瀬戸内諸島12島と本土・四国の3港周辺で「瀬戸内国際芸術祭」が開かれる。世界中の現代アート作品が集結する国内最大規模のアートイベントで、国際的に注目されており、世界中からアートファンが訪れるという。

その直島に、日本のおもてなし文化の結集した旅館を新たにオープンすることで、世界に向けて日本の精神文化とアートを伝える発信地となる。
日本全国、世界中から訪れるアートファンに、瀬戸内国際芸術祭とはまた違ったアート作品やアーティストとの出会い、アートファン同志の会話が生まれる場として「ろ霞」は、日本現代アートにおける発信拠点となることを目指す。